グリップシート通信 第3回

 ダンボール箱は、角が一番圧力に強く辺は圧力に弱いことはご存知かと思います。パレット上に積む場合、パレット上の荷物を安定させるために

交互列積み等している場合も多いかと思います。

 

実は上段の角と下段の辺が接するため、ともすれば、下段の辺部分が上段の圧力に負けてしまうことがあります。その分、質のいいダンボール箱を使う必要があります。

 

グリップシートをお使いいただくと、積み荷が安定しますので、シンプルに、同じ向きに箱を上に向かって積み上げていくブロック積み(棒積み)を採用できます。

角同士が接しますから、辺部分の強度を上げる必要がなく、質を下げた=低価格のダンボール箱を使うことができます。

 

箱の質を下げるだけでしたら箱表面の印刷には同じ版を使うことができますので版代は発生せずに、抜き型も当然同じものを使えますよ。

このアイディア、すぐにでも取り入れることができます!(でも、必ずテストしてみてくださいね!

グリップシートの荷滑り防止力は、諸条件で変わってきます。)

  

「でも...テストするのは面倒。たいしてコストも違わないでしょ?」

 

いえいえ、コスト削減できる部分は、これだけではありません!

次回のグリップシート通信 第4回でご紹介します。どうぞお楽しみに。

 

グリップシート使用例の写真