グリップシート通信 第11回

グリップシートの特長である、「古紙としてリサイクル可能」な点について、皆様は、紙製なのだからリサイクルできて当然、とお思いではありませんか?

実はこれ、決して当たり前ではないです。

ENDUPACK社のライバル社・A社製の紙製滑り止めシートは、リサイクルできません。

これは、製造方法の違いに起因します。

 

A社様製造の滑り止めシートは、溶液をクラフト紙に染み込ませることによって滑り止め加工をなさっています。

弊社が日本総代理店となっている仏・ENDUPACK社のグリップシートは、滑り止め効果のある樹脂でクラフト紙をコーティングしています。

 

樹脂の溶液を染み込ませた紙は、もう樹脂と分離できないので、リサイクルはできません。

グリップシートは、コーティングをはがせば下は紙そのものですので、リサイクルができるわけです。例えば牛乳パックは内側がビニールでコーティングされていますが、それをはがすと下は紙そのもので、牛乳パックはリサイクルできますすね。あのような感じです。

 

紙資源を無駄にしない、グリップシートです。